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2025.07.05

救援?北尾、三塁?斎藤が春季リーグベストナイン 硬式野球部男子プレーバック

 大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。

 硬式野球部男子は4~5月の阪神大学野球春季リーグでは4勝6敗、12ポイントで4位。昨春の3位、昨秋の2位から順位を下げた。
 初戦の大阪産業大学戦は4失策が出て、2戦目も0-0のタイブレークから失策でサヨナラ負け。スタートでつまずき、松平一彦監督は「苦しいリーグ戦だった」と振り返る。

北尾太一(体育3年、兵庫?須磨翔風)



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 投手陣は、先発の柱として期待した最速147?の高田純誠(体育3年、兵庫?報徳学園)、林勝宏(体育4年、北海道?駒澤大学附属苫小牧)の調子が上がらず0勝。チーム防御率はリーグワーストの4?48だった。
 その中で奮闘したのが、北尾太一(体育3年、兵庫?須磨翔風)。多彩な変化球を制球良く低めに集めて、チーム全10試合中9試合で救援し、20イニング14奪三振で、リーグ最多タイ、チームの全勝利となる4勝。防御率はリーグトップの0?90でベストナインに輝いた。また、髙木太陽(体育4年、徳島?城東)も140?台の速球で好投した。

齋藤智也(体育4年、岡山?玉野光南)


 打線は、打率2割3分9厘にとどまり、3盗塁と機動力を発揮できなかったが、齋藤智也(体育4年、岡山?玉野光南)が打率3割3分3厘の打撃と三塁の安定した守りでベストナインに。チーム一の長打力がある石川晃輔(体育4年、京都?大谷)が公式戦初レギュラーで4番を務め、1番の山本樹紀(体育4年、和歌山?星林)が打率3割6分8厘を残すなど明るい材料もある。

高田純誠(体育3年、兵庫?報徳学園)


 教員、公務員をめざす学生が多い大体大の宿命として、春で引退する4年生も多いが、2019年春を最後に遠ざかった優勝を秋にかける。春はふるわなかった投打の柱、高田と平子真弘(体育4年、日本航空石川)の復調がそのカギを握る。

石川晃輔(体育4年、京都?大谷)

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