大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科の第35回博士論文発表会が、1月22日(水)、D203教室で開かれました。
指導教員や大学院生、教職員らが見守る中、博士後期期課程3年の伊藤和寛さん(指導教員?前島悦子教授)が「股関節屈曲角度-トルク特性に基づいた大腰筋の筋力トレーニング法開発に関する基礎的研究」と題して発表しました。
伊藤さんは、これまでの先行研究とは異なる股関節屈曲角度-トルク特性(股関節屈曲角度が深い位置で最大となる特性)を新たに明らかにしました。股関節の屈曲角度の増大に応じて負荷がかかるトレーニングマシンを試作し、健常成人を対象に4週間の短期トレーニングを実施しました。その結果、股関節屈曲角度の深いところで従来のトレーニング法と比較して、今回の方法の方が優れていたことを明らかにしました。最後に「これらの成果は、スポーツ現場におけるパフォーマンス向上のみならず、健康増進を目的とした様々な分野への応用が期待される有意義な研究であると考えられる」と述べました。
発表のあとに、活発な質疑応答がありました。
また、第38回修士論文発表会、第2回特定の課題についての研究成果発表会を1月25日(土)に行います。
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